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2015年8月

2015年8月11日 (火)

金森博雄教授と東京で8時間 その2

  膝の痛みが非正規医療で治った

 金森博雄教授とは11月3日の11時半、本郷の機山ホテルでお会いすることになった。早目に着いた私がロビーで観光案内のパンフレットなどを選んでいると、先生がドアを開け、カウンターに向かった。杖は持っているものの、意外と軽い足取りである。車の付いた小さなスーツケースをカウンターに預け、近くの喫茶店に入った。

 膝が痛くなり、病院でレントゲンを撮ってもらったが、異常は発見されなかったという。様子を見てみましょうということで帰されたものの痛みは治まらず、知人の勧めで別の治療院へ行った。そこでは痛い膝を診ることはせず、足と肩とに電極を付けて電流を流したり、何かしら意味不明の治療を1~2時間も続けた。しかし治療が終わった時には、痛みも引き、歩けるようになったそうだ。

 後になり、テレビの「きょうの健康」で、腰部脊柱管狭窄症という病気があるのを知った。金森先生の場合がそれだというのではない。医者が知っているような病気ならば、当然脊椎のレントゲンも撮り、症状を聞いて正しく診断しているはずである。ただ、痛みや痺れの出ている足などには関係がなく、主因は遠く離れた脊柱管にあるという点が似ていなくもないかなと思った。

 ウィキを見ると、腰部脊柱管狭窄症の症状は「間欠性跛行(かんけつせいはこう)がみられる。歩行しているとだんだん足が痺れたり痛くなり、休むと回復するのが特徴である」とあり、患った著名人に桂歌丸やみのもんたの名前も出ているので、結構有名な病気だと思われる。背骨の内部を通る神経が狭くなった管の中で圧迫されるために起こる病気である。そのために、後ろに反り返ると痛みが強く、前屈みにすると楽になるとも言われる。

 金森先生は、バスに揺られたせいかも知れない、とおっしゃってもいた。一昨年東北大学から仙台市へ向かった時の車中を思い出した。学生でいっぱいのバスの中で、先生と私とは吊り革にぶら下がり、ずっと立ちっぱなしだった。先生の通う地震・噴火予知研究観測センターは、仙台城址が同じ敷地内の青葉山にある。バスの経路は曲がり道だらけの山道で、我々は揺られ続けた。吊り革にぶら下がって反って立っている姿勢は、仮に脊柱管狭窄症だったとしたら、一番悪い。

 私も以前、右手の指先が痺れていた。さほどの支障もなかったので長いこと放っておき、検診で医者を訪れたついでにその症状のことも話した。すると私の医者は、病院でX線写真を撮ってもらってからカイロプラクターに行くように、と指示をした。首筋が痛むわけでもないので意外だったが、手に行く神経は首の骨と骨の間を通って脊髄の外に出るため、上下の骨に挟まれ易いのだ、と聞いて納得した。そう言えば、と思い出した。それより前に頭を打ちつけたことがあったが、若い頃に何度かぶつけた衝撃に比べれば、何というほどのものでもなかったので忘れていた。

 この件に関する金森先生のコメントが、さすがに地震学者だと思わせるものであった。「普通の病院の診断は一般の地震学者が地震予知やるみたいなもので、よく分からなかったりします。非正規治療院のは、専門家でない人の地震予知同様、理屈は分からないけれど良い結果が出たりします」。

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